靴職人の靴修理とオールソール交換

靴職人が営む横浜古参の靴修理店

営業日|月木金土日祝10:00-20:00

コロナ対策について

人気記事 BEST3

靴ギャラリー|ソール交換

JOHN LOBB ジョンロブのソール交換

JOHN LOBBのソール交換 修理 Before

Before

JOHN LOBBのソール交換 修理 After

After

ブランド
John Lobb
修理内容
ソール交換
コメント
JOHN LOBB

今回の依頼ですが、「祖父の履いていた靴を譲り受けたのですが、サイズが小さくて入らないので、調整をして欲しい。」という内容でした。
実際にフィッティングを確認したところ、何とか足は収まっていましたが、足長がたりておらず、器具で伸ばして解決できるレベルではなく、中底を大きくして対応する事に。

中底をトレースし、足長をプラスした中底型を取り直します。切り出した革へリブを巻いて、中底を仕上げます。
そこへ、ばらしたアッパーを合わせて、ウェルトを縫い付けます。アッパーもそのまま使用するのではなく、元の中底を取る前に、一度、器具で足長をのばしておきます。
そうする事により、大きくなった中底へ合わせる時の歪みも抑えられます。少し伸ばす程度であれば、そこまで影響はないのですが、今回は、4mm伸ばすのと、ローファーという事も考慮して、事前にこの処理を行いました。

ウェルティングからの作業は、いつも通りです。今回は、ヒドゥンチャネルで、生地仕上げという仕様です。
リフトは実用性を重視して、ダイナイトを使用。

昔に比べると、フィッティングに関するお問合せが増えてきています。オークションなどネットで購入された方や、今回のお客様のようなケースもあります。
靴が大きい場合、靴が小さい場合、どちらも共通して言えるのは、お渡しする時がちょうど良いフィッティングではなく、少しタイトな感じで、履いていって馴染ませる事が重要です。
施工で使用した、革や部材、元からある革などの馴染みもありますので、お渡し時にちょうど良いと、緩くなってしまいます。新品のお靴の様に、少しタイトめで馴染ませて伸ばしていくのが、良い合わせ方かなと考えています。

今回のお靴は、数十年前のものにも関わらず、非常に綺麗な状態でした。フィッティングも満足して頂き、これから長く履いて頂ければ幸いです。