靴職人の靴修理とオールソール交換

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靴ギャラリー|ソール交換

Crockett&Jones クロケット&ジョーンズの染め替えとオールソール

Crockett&Jonesのソール交換と染め替え 修理 Before

Before

Crockett&Jonesのソール交換と染め替え 修理 After

After

ブランド
Crockett&Jones
修理内容
染め替え&ソール交換
コメント
Crockett&Jones
1879年、チャールズ・ジョーンズとジェームズ・クロケットによりイギリスのノーザンプトンで創業。
イギリスを代表する革靴ブランド。オリジナルブランドを製造する前は、ジョンロブやジョージクレバリーのOEMを手掛けるメーカーでした。
メインラインの他に、ハンドグレードラインもあり、日本でも多くの方を魅了しています。

今回の依頼ですが、「以前、シミになって色補修をしてもらったのだが、それが剥がれてきていて、どうにかして欲しい。ソールも薄くなってきたので、その補修も。」との事です。
お客様のご要望もあり、今回はネイビーへ染め替えを行います。

色が剥がれきている原因は、色補修に顔料を用いていたからです。顔料は革の表面に乗せて膜を作るので、それが薄皮の様に剥がれてきます。このお靴の様に薄い色の場合のシミは、染料で同色に戻すのは難しく、顔料に頼るしかありません。
その代わりに、このような現象は避けられないのです。染料で行う場合、濃くなってしまうのがデメリットですが、このように塗料が剥がれることはありません。
今回は、リウェルトも必要でしたので、ウェルトを外した状態で、乗っている顔料を落とし、元の革の染料等も落とします。ウェルトがついているアッパーの奥の方は、染料などが落とし難いので、今回はリウェルトがあって良かったです。
一度、染料等を落とさなければ、色むらの原因にもなりますので入念に落とします。落としたら、この状態で染料を入れます。仕上げは、オールソールの施工が終わってから、クリーム等で行います。

以前、他のお靴の染め替えでも書きましたが、染め替えは、靴にとって相当なダメージを与えます。今回のご依頼の様に、「このままでは履けなくて捨てることになる」というくらいでなければ、当店ではお勧めしておりません。
新しく生まれ変わったネイビーのお靴、これから長く履いて頂ければ幸いです。