靴修理日記2014.09.22

婦人サンダルの修理|中敷き交換(インソール交換)

夏も終わりますが、婦人サンダルの修理で最も多い修理の一つが中敷きの交換(インソール交換)です。今回は、合皮の中敷き(インソール)から本革の中敷き(インソール)に交換しました。

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近年レザーシューズ・レザーサンダルのコーナーに置かれている多くの婦人靴では、パッと見て目がいく箇所は確かに革ですが、逆に目の届きにくい裏革や中敷きには合皮が使用されています。

合皮は端的に申し上げるとビニールですので寿命は革に比べて極端に短く、それ故に表革はまだまだ使用できる状態にも関わらず中部分の劣化により履けなくなるという例はとても多いです。

特に夏場のサンダルは素足で履くので傷みやすく、ストッキング着用時よりも中敷きの劣化が速いように思います。

合皮は劣化するとひび割れ、その割れに沿って合皮の被膜がめくれ上がりポロポロと剥がれてきます。さらに進むとその剥がれたものが粉状になりますが、ここで無視してその状態で履き続けるとストッキングや足裏で粉が練られてネチョネチョしたものになり、それがストッキングにまとわりつき靴から足を抜くと黒く汚れます。

全ての合皮ではないと思いますが、そのようなお悩みを抱えて靴を持ち込む女性の方は少なくありません。

靴の裏革の合皮補修は状態によりお勧めできない事が多々ありますが、中敷きぐらいでしたらお手頃ですし良いかもしれません。なお、当店で使用する中敷き(インソール)は革のみになります。

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