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MAGNANNI マグナーニのソール交換

MAGNANNIのソール交換 修理 Before

Before

MAGNANNIのソール交換 修理 After

After

ブランド
MAGNANNI
修理内容
ソール交換
コメント
MAGNANNI

今回はオパンケのマグナーニのご依頼です。
「貼っていたハーフラバーもボロボロになってきたので補修をしたい。せっかくなので全て新しくしたい。」との事です。

オパンケのマグナーニのオールソールは沢山やってきましたが、この形の手縫いは初めてです。
エッジが立っている所が決まっているので、ソールの加工をより正確う必要があります。ヒールのアゴの所へのつながりも角が立っているので、そこをぼやかすと、メリハリがなくなり、雰囲気が変わってしまいます。
ソールの巻き上げる箇所を薄くして、アッパーに合わせて形を決めていきます。形を決めるのも重要ですが、薄くする工程も重要です。
厚すぎると巻きあがりにくく、端のボリュームも出てしまうので、手縫いした時に雰囲気も出ません。
薄すぎると手縫いの力にソールが負けてしまい、端が反ってしまいます。ソールの張りもなくなり、仕上がりも良くありません。
この様に、巻きあがっているとこの厚みがポイントでもあります。

手縫いも、程よく力を入れて締めていきます。強いとアッパーへの負荷もですが、ソールが引き付けられ過ぎてしまいます。
弱いと縫った際の革の凹凸が出ずに、ミシンのステッチのような上がりになってしまい、雰囲気が出ません。

この様に、マグナーニのこの製法は色々なポイントがあるので、少し時間もかかりますが、仕上がりが上手くいくと嬉しくなります。
爪先も、元はダークブラウンだったとの事で、傷補修も兼ねて、グラデーションに仕上げました。