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JOHN LOBB ジョンロブのハーフラバー&爪先補修(スチール)

JOHN LOBBのハーフラバー&爪先スチール 修理 Before

Before

JOHN LOBBのハーフラバー&爪先スチール 修理 After

After

ブランド
JOHN LOBB
修理内容
ハーフラバー&爪先補修(スチール)
コメント
John Lobb
1966年、ジョン・ロブがロンドンのリージェント・ストリート296番地に最初の店舗をオープン。
店舗オープンの前より、英国万博博覧会で金賞を受賞したり、ロイヤルワラントの称号を得たりなど、職人としての知名度もありました。
また、John Lobb Ltd.とJohn Lobb SASに分かれており、前者はビスポーク専門、後者はパリ支店をエルメスが取得して設立しフランスを拠点に各国で既成靴を販売。
紳士靴における最高峰の革靴ブランド。その品質、フィッティング、デザインにより多くの男性を魅了し続けています。そんなジョンロブの修理依頼です。新品の状態でのハーフラバーと爪先にスチールを付けるという内容ですが、お客様の拘りで、「半カラスのアールに沿ってハーフラバーを付けてほしい。」との事でした。「これまでも、色々な所にハーフラバーを出してみたが、思っていた様には上がらずに悩んでいた。」という事で、色々なポイントが今回もありました。お客様としては、半カラスの形状はもちろんですが、厚いラバーでコバの雰囲気を損ないたくないというのもポイントにあげられました。まずは、半カラスのアールをトレースし、パターンを取ります。ただし、そのままラバーを切り出しても、そのままハマる事はありません。底面のアール、貼るラバーの厚みなどを考慮して、パターンに微調整を加えます。切り出したラバーも弧状にカットした箇所は、裏面を漉いて元の底面と面が合うようにしておきます。ソールの方は、ラバーを貼る箇所を少し削り、半カラスのアールの部分は包丁でカットしていきます。先ほど漉いておいたラバーの厚み分の段差を包丁で切り出します。

切り出しを終えると、実際にラバーを合わせ、接着面の最終確認です。ここで更に、アールの形状、接着面の段差の微調整を。レディースのヒールあるお靴などのハーフラバーも、はがれにくくする為に、この施工方法を行うのですが、アールの形状を合わせる作業は、かなり慎重に行います。そして、スチールを付ける部分も同様に、スチールとの面を合わせる為に調整を行います。

もう一つのポイント、コバの雰囲気。新品のお靴だとツメがついておりますので、それを消さない様に、面取りを行うことで、対処できます。スチールのコバ面にも、オリジナルの塗料を塗って、スチールが目立たない様に。これで、底面からとコバの雰囲気も損なわずに、施工をすることができます。

新品のお靴、雰囲気を残したまま、補修をしたいというお客様も多くいらっしゃいます。これまでのノウハウを活かし、ご希望に沿える様に、日々、色々なチャレンジを行っております。