靴職人の靴修理とオールソール交換

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靴ギャラリー|ソール交換

Danner ダナーのソール交換

Dannerのソール交換 修理 Before

Before

Dannerのソール交換 修理 After

After

ブランド
Danner
修理内容
ソール交換
コメント
Danner
今回も、思い入れの強いお靴のご相談です。「何度も修理をして履いてきたこの靴を、私自身の体調もあり、あとどれくらい履けるか分からないけど、直るのであれば、修理して履きたい。」
と、かなり特別な想いを胸に修理依頼を頂きました。アッパーは勿論ですが、中底も乾燥で傷んでおり、中底交換からの修理となりました。雰囲気を壊さないように、同様のソールの仕様にしたかったのですが、軽くて歩きやすい方が体への負担も少なくなるので
ミッドソールで出し縫いを掛け、ユニットソールを付けることにしました。

アッパーは乾燥により、クラックが全体に生じている為、全体の作業は、より慎重に行います。そんなアッパーの補修は、パイピングの交換、スベリ交換、モカ縫い直し、その他ライニング補修。

パイピング部分は、少し触るだけでポロポロと革が崩れてきます。元の革を綺麗に除去してから行わないと、薄くしたパイピングの革に、残った革の形が浮き出てしまい、仕上がりが汚くなります。通常は、ライニングとの間に、トップラインに巻いた革を入れるのですが、今回は、アッパーの強度的に、負荷を与えないようにと、間には入れずにライニングの上に被せて、トップラインのステッチで縫い、余った革をサラいました。
モカ糸も劣化が進んでいましたので、手縫いで縫い直しをしています。

この様に、それぞれのお靴により、補修個所の状態が異なりますので、状態に合わせた補修をするようにしています。アッパーの損傷は特に気を付けなければなりません。

ウェルトは、特注で作ってもらっているものを用いてリウェルト。ソールには、ビス付けて、元の雰囲気を再現しております。仕上げも、アッパーには入念にクリームを入れて乾燥した革に油分を。クリームを入れるだけで、ここまで雰囲気が変わります。

今回のご依頼のように、元のような仕様に戻すことも可能ですが、履く方の用途に合わせた仕様も大切だと思っております。多少、受付のお時間は長くなってしまいますが、お客様との会話の中で、用途に合わせた提案なども行わせて頂いております。