靴職人の靴修理とオールソール交換

靴職人が営む横浜最古の靴修理店

営業日|月木金土日祝10:00-20:00

11月8日(金)臨時休業します。

11月13日(水)臨時営業します。

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Danner ダナーのフィッティング調整(スベリ)

Dannerのフィッティング調整 修理 Before

Before

Dannerのフィッティング調整 修理 After


After

ブランド
Danner
修理内容
フィッティング調整
コメント
Danner 1932年、チャールズ・ダナー、ウィリアム・ウィエンハーグとその甥の3人によって、アメリカウィスコンシン州で創業。ワークブーツを生産する工場で、低価格のワークブーツを製造・販売。ウィエンハーグの他界後は、本拠地をオレゴン州ポートランドへ。以後、事業をチャールズ・ダナーが一人で行う。第二次世界大戦中は、「造船所の靴」と呼ばれる樵用の作業靴メーカーとして有名になりましたが、チャールズ・ダナーが病気を患ってからは、息子のビル・ダナーが後を引き継ぎます。1960年代、ハイキングブーツを生産ラインに加え、バックパッカーの間で絶大な人気を誇った「マウンテントレイル」というモデルを発表。1979年、世界で初めてゴアテックスをブーツに採用した「ダナーライト」というモデルを発表。ダナーライトは、アウトドアブーツの定番ブランドとして知られてます。「実際にダナーの靴を履く人が、不便を感じずに、使いやすく耐久性に富んだ靴を作る」をコンセプトに、現在も多くのファンを魅了し続けています。

今回は、大きすぎるのでフィッティングを調整したいという事です。フィッティングの調整方法は、いくつかありますが、今回はスベリでの調整方法を採用しました。

方法は、スベリ交換と同じやり方です。通常と異なるのは、スベリに厚手の革を用いることです。革の厚みで足を前へ押し出します。そうすることによって、甲の部分と踵が抑えられ、足が靴内で動くことがなくなります。
ただ、この修理は、トップラインで縫い付けるので、お客様との入念な確認作業が、修理ご依頼時に必要になってきます。靴への負荷やコストを考えると、そう易々とやり直しは出来ないからです。
踵へ色々な厚みの革を入れてフィッテングを確認していきます。ご依頼時の浮腫み等の状態や、履いて馴染んでいくことも考慮し、使用する革と厚みを選定するので、多少お時間もかかります。

今回は、左右で使用する革の厚みが違ったので、どちらも許容できる厚さの革を用い、必要な厚さまで削って調整しました。もう一つのポイントとして、革の床面を足に接する様にしています。摩擦により足への食いつきが向上します。踵が脱げる様に感じられる場合は、こうすることによって改善されることがあります。

お知り合いから頂いたり、最近は、オークションなどネットで購入される方も増えてきて、フィッティングが合わないというお問合せも多く、当店も色々と研究をさせて頂いております。
頂きものや、購入されたものを長くご愛用して頂ける様、お力になれれば幸いです。