靴職人の靴修理とオールソール交換

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Edward Green エドワードグリーンのソール交換

Edward Green | エドワードグリーン | 修理 | オールソール

Before

Edward Green | エドワードグリーン | 修理 | オールソール

After

ブランド
Edward Green
修理内容
ソール交換
コメント
Edward Green
イギリスの老舗高級靴メーカー今回は数十年前のお靴の修理、依頼時に色々と重い問題点がありました。

その中でも、最も気になったのは靴の製法が変わっていた点です。
グッドイヤーウェルテッド製法からマッケイ製法へ変わってしまっておりました。
出し縫いを掛ける為のウェルトの幅が残っておらず、リウェルトが出来なかったのか。。
ばらす作業も、かなり慎重に行いました。

マッケイで縫いをかけられているので、中底の交換から必要になります。
中底の損傷も酷かったので、交換は必須ではありました。損傷や形状が変わっていることで、中底の設計も慎重に。
出来た中底型から革を切り出し、リブテープを巻いて中底が完成です。

もう一つ重要な点が、アッパーの損傷でした。
爪先の方のライニングが、摩耗と乾燥によってボロボロに。小指のところは、クラックもあり、表と貫通しておりました。
貫通しているところは、裏から当て革をして、デニムのバーストのようにギザギザと縫って塞ぐ方法を選択。

これまでの年月と損傷を考えれば、もちろん吊り込み代はボロボロで、リウェルトもできない状態でしたので、袴をはかせて間に強い革を挟み込み、リウェルトに耐え得る強度を持たせました。
アッパーの状態が良ければ、ここまでの手間はかからないのですが、修理に耐えられることはもちろん、修理後の使用にも耐えられる様にしなければ、意味がありません。
アッパー以下が新しくなっても、その強度にアッパーが耐えれないのです。

中底とアッパーの準備ができれば、後はいつもの様にリウェルトからの作業です。
今回は、最初から爪先にスチールを付けて欲しいというご要望でしたので、この様な仕上がりになっております。
お客様にお渡しする際も、足入れをして頂き、フィッティングの確認が欠かせません。
もし、きつい様であれば、サービス内で伸ばさせて頂いております。
今回の様に、アッパーの補強で革を貼ると容積が小さくなるので、多少タイトになり、足馴染みにもお時間がかかります。
久しぶりに、重い内容でしたが、お客様にも喜んで頂き、良い経験もさせて頂きました。